XD と R4
2007年5月15日更新
ライカが日本製カメラの隆盛に対し、低迷していた1970年代。
日本のミノルタとの間でコンパクトライカの生産と技術提携を結びました。
その結果、ライカの一眼レフカメラはミノルタカメラのダイカストボディにライカの外装をまとう物となりました。
まだ、僕がカメラ小僧といった年頃で、XDが現行機種だった頃の話。
ある日、大阪で行われた日本カメラショーに行ってみました。
ライカのブースに行くと、その道の猛者と思われる方が2名そこに陣取っていました。
カメラ談義に花が咲き、「オートじゃ露出もわからんだろう」と言われましたが、「判りません」本当なんだから仕方がない。
そうこうしている内に、ブースの係りの人にライカR4を見せてもらいました。
ふと、いたずら心が顔をもたげ、お二人に言いました。
「知ってます? これの原型このカメラなんですよ」
僕は手に持っていたminolta XDをひっくり返して見せました。
ブースの方に見せてもらっていたライカR4をひっくり返すと
あ〜ら不思議、
XDとR4の底蓋はモータードライブ用の接点以外全く同じ配置でした。
びっくりしたなあ。
おじさん達も驚いて
「ほんまやなあ」
「そっくりや」
そのおじさんたちの話面白くて・・・
「昔、ワルタックスと言うカメラがあってな」
「レンズをみたらアクメ(悪め!!)ちゅうんじゃ」
「どんだけ悪いねん。」
楽しませて頂きました。